この度、セントラルジャパン所属の女子高生グループ「オンナノコズ」のプロモーションを兼ねてマイクロドローンの撮影テストを試みました。
プロペラガードを備えた縦横110mm程度の小さなドローンを使用することで人物に迫る飛行が可能となり、今までにない映像撮影を実現しました。
狭い場所での飛行が出来るため、プロモーション用途のみではなく点検作業での活用も期待されています。
追記2021.01.13
この映像からたくさんのご縁を頂きました。当時から多数のお問合せを頂き、マイクロドローンの強みの本質は何なのかを考えながらプロジェクトに関わらせていただきました。場面場面によってしっかりマイクロドローンの強みが出る部分と明らかに他のカメラで代用した方がアドバンテージが高いと思うこともありましたが、その中でも結果、なるほどと気付かされたものもあり、本当に勉強になりました。
結論、「マイクロドローンの強みはなに?」とまとめようと思うのですが、リスト化すると重複があって頭ごちゃごちゃになるので、一言でまとめると
「自由度が高い」
ということになるのではと思いました。
例えばクレーンと比べると(怒られるかもしれませんが…)カメラワークが演出意図で変わった時の対応の速さは言うまでもありません。細かいこと言えば画質!とかカメラチルト!とかありますが、それはフィルムからデジタルに変わったときのそれと同じで、時間を味方にできます。時間を味方にできと言うことは素材が増えると言うことで今の現代の映像制作フローに親和性が高いのではと思います。
早々と結論になりますが、今後マイクロドローンが映像業界で普及するかという質問に対して「取り敢えず、持ってこうか」的なツールになっていくのではと思っています。
オンナノコズを撮ったマイクロドローンの試作
当時まだデルリンのプロペラガードはついていませんでした。ベトナム製のデルリン素材のプロペラガードが最終的装備され、安全面でもよくなった改良ドローンを本番に使用しました。